「親子で味噌仕込み!2019」終わりました。

今年最初のワークショップは親子で味噌仕込みでした!

warmerwarmrさんが主催しているイベント

「古来種野菜の100日食堂」の中で開催させていただきました。

 

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お申込み開始後に沢山のお申込みをいただき、午前午後ともに賑やかな会となりました。

この日の午前の部にカメラマンとして入っていただいた

フォトグラファーのジェニー鈴木さんが素敵な写真をたくさん撮ってくださいました。

その写真をお借りしてワークショップのご報告をさせていただきます。

 

 

今回の味噌仕込みで使用した材料は

warmerwarmerさんおすすめのもので、わたしもこの数年はずっとこれです。

大豆はなつみ農園の無農薬「コウジイラズ」、とっても甘くてコクがある!

麹は糸島のミツル醤油さんの生米麹、美味しい美味しい麹で甘口になる贅沢配合。

自然海水塩に新潟の酒蔵より酒粕を。

指で潰せるくらいに茹で上げた大豆を親子で潰します。

生麹と塩を合わせたところに、

その大豆をいれて、

良く混ぜ合わせます。

味噌玉にして、容器にいれて。

酒粕で蓋を。

簡単なお味噌作りは、お豆を潰したり、ぎゅっと詰め込んだり、小さなお子様でも一緒にできます。

こどもたち、とても楽しそうでした。

みんな一生懸命作業してくれたので、そろそろお腹も空いたころ。

warmerwarmrさんの古来種野菜を使って、

私から皆さまへお食事を作らせていただきました。

古来種野菜とは、

種を蒔き、

芽が出て、

花が咲いて、

実がなって、

また種ができて、

その種をとって、また土に蒔く。

その土地でそうやって代々、種を大切に守って作られてきた野菜です。

だから、とっても貴重だし、大切にしたい野菜だと思っていて、

私も毎日の生活の中ので、全てではないけれど、

少しずつ普段の食事に取り入れている野菜たちです。

 

日本各地、それぞれの風土に合った、

中には初めてみる野菜もあります。

形が悪いからとか、沢山採れないからなどの理由で市場にはでず

家族が食べるためだけに作ってきたものもあるかもしれません。

だけど、それがまた本当に美味しいものばかり。

代々、種から育てられた野菜の力強さたるや毎回感動してしまいます。

また、海外から始めてやってきたエリンギは、「とっとき」(とっておき)と名付けられ、今もなおそのエリンギの菌を大切に守って栽培されていたり。

人の温かさも感じることのできるそんな野菜たちです。

 

だから、そういう思いも一緒に運んでくれるwarmerwarmerさんの野菜たちが

私は大好きなのです。

 

今回、その古来種野菜たちでお食事を作らせていただきました。

そして、そのお食事に花を添えていただいたのは、

今回ご協力をいただいたwasaraさんの器です。

盛り付けにも心が踊るほど。

とても素敵な器は紙でできていますがとても丈夫です。

土に還る素材から作られ、有毒な残骸物を残さず自然界へと循環していくそうで、

環境にも配慮されています。

 

ワンプレートとしてご飯と野菜のおかずたちを盛り付け、

小さなカップ(こちらもwasaraさんの器)にはお味噌汁を入れさせていただきました。

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こちらは、この日の材料と同じもので作ったお味噌で1年熟成したものです。

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食べてくださる皆さんの笑顔がわたしの一番の嬉しさでした。

 

ワークショップ中はいつものようにバタバタとしてしまいましたが、

来ていただいたみなさま、本当にありがとうございました!

親子で過ごしてくださった時間が、楽しい思い出の日となっていただけたら幸いです。

そして、出来上がりのお味噌をどうぞお楽しみに。

今年の秋頃(9月、10月)かなぁ〜と思います。

 

ワークショップ開催にあたり、

イベント主催のwarmerwarmrの高橋夫妻、ぎんちゃん、

wasaraの益本様、

カメラマンのジェニー、

お手伝いしてくださったスタッフのお二人、

キチムのみなさま。

本当に本当にありがとうございました。

 

皆さんと過ごした1日は、私にとっても最高の思い出の一日です。

またぜひ味噌仕込みのワークショップやりたいと思います!

作る楽しみ、食べる楽しみ。

今回キャンセル待ちをいただいたたくさんの皆様、

また機会がありましたらお申し込みお待ちしております。

よろしくお願いいたします。