梅干しの作り方

◎梅干し作り◎

奈良県吉野から届いた無農薬の黄梅。

母に教わったり、いろんな漬け方でやってきましたが、

ここ数年気に入っている作り方は、

焼酎は使わず、

粗塩ときび砂糖で漬けるという漬け方です。

しかも、ジップロックで手軽に。

きび砂糖は甘みの為ではなく、

梅酢を上がりやすくしたり、

保存性も高まって、

梅の皮もふんわり柔らか〜く仕上がるという効果があるそうです。

そしてその「梅酢」は梅干しの副産物。

甘酸っぱくてとても美味しく出来上がるのです。

これが何と言っても嬉しい。

ちらし寿司にそのまま使えたり、

ドレッシングや和え物などなど、すっごく重宝するのです。

ぜひ、梅干しを作って、

梅酢も活用してみてくださいね!

カビを出さないポイントは、梅酢をなるべく早くあげることです!

材料(作りやすい分量)

完熟梅 1キロ

粗塩 130g(梅の12%から13%)

きび砂糖 65g(塩の半量)

1.梅は流水で丁寧に洗ってザルにあげ、水気をしっかりときる。拭いてもオッケー。

2.ヘタを竹グシなどで取る。

3.清潔なジップ付きの袋に梅を入れる。

4.塩ときび砂糖を加えてしっかりと密封し、よく振ってなじませる。

5.横にして上に重石を置くと梅酢が早くあがります。

私は3キロの梅を1キロづつのジップロックに分けて漬けるので、

↓こんな感じで梅同士を重石がわりにして、今日はあなたが重石ね、明日はあなたね、という感じで毎日上下を入れ替えてます。

重石はペットボトルに水を入れたものなどでも代用できます。

2日ほどで梅酢が上がってくるので、

毎日ゆすってなじませながら常温で1ヶ月くらい漬ける。

(漬けている間は梅がしっかり梅酢に浸かっているのが良いです。カビ防止にもなります。)

梅酢が増えたら縦置きにして大丈夫。

6.土用干し。

梅雨が明けた晴天の日にザルに漬けた梅を乗せて日中5時間ほど干す。

干し加減はお好みで、3日から5日が基本ですが、私はいつも2日くらい。

(このまま干したいところなのですが、

色々気になりふわっとガーゼをかぶせて干しています。)

7.梅酢は清潔な瓶に入れて冷蔵庫に入れておくと安心です。

これが梅酢です。

8.干した梅を瓶に入れて梅酢を少しかけておくとしっとりと美味しい。

赤紫蘇は入れるとまた美味しいです。その場合は梅酢がしっかり上がってきてから(工程5で。)

わたしは赤紫蘇入れないのが最近のお気に入りです。

柔らか〜〜な梅干しを炊きたてご飯に乗せて食べると夏バテ知らず。

運動後のクエン酸補給におにぎりに混ぜたり、お肉に合わせたり。

酸っぱいのが苦手な娘のために、

同量のお味噌を混ぜて梅味噌にしておにぎりの具にしたりしています。

梅酢はごま油を合わせてドレッシングにしたり、

寿司酢の代わりにもなるのでそのままご飯に混ぜてちらし寿司にしたり。

何年も日持ちする梅干しなので、少量からぜひ作ってみるのも良いかなと思います!

ぜひ。